そういえば映画館にも行ってない。
- 2021/01/28
- 20:51
例年ですとこれくらいの時期に角川の新春パーティーにお呼ばれして、新潟と違って雲一つない快晴の東京で秋葉原を回ったり、新宿のバルト9(映画館)に行くことでリフレッシュした気分になるのですが、今年は当然のようにそんなことはありませなんだ。
もし来年以降開催される折には、招待状の他にワクチン接種とその証明書の提示みたいなものが入場の条件になったりするのかなとふと思いましたが、普段顔を合わせたこともない人たちが交流のために何百人も集まるのに全員マスクで顔が見えないというのもそれはそれで異様な光景であり、ライブやスポーツ観戦はステージや競技場を見るだけですから大勢集まっても成り立つのでしょうね。
今年もう一年くらいは粛々と家でゲームとアニメ鑑賞と仕事をするだけの日々を過ごそうと思います。
そんなわけで前はたまに映画の感想などもここに書いたりしていましたが、映画館もかれこれ一年以上行っていません。
最後に見たのは「フォードvsフェラーリ」だったと思います。
クルマに詳しくない人のためにざっくり細部を省くと、アメリカ自動車メーカーの巨人であるフォードが、レースの本場ヨーロッパに殴り込みをかけるお話です・・・っていうとなんか面白そうじゃないですか?
映画館の大音響で聞く常に全開でぶん回されるアメリカンV8サウンドが最高で、憎らしいほど洗練されたフェラーリのカッコよさとイタリアンV12の滑らかな咆哮がライバルの対比として・・・もういいですか。
ちょっと長いですが物語も熱く、映像は大迫力で、見に行って良かった映画です。
自動車に興味のない人には何が魅力なのかあんまりよくわからないかもしれませんが、「紅の豚」と同じでカッコイイとはこういうものなので見て覚えてください。
振り返ってみると実写映画なんて見たのも、ここ数年ではあとは「シン・ゴジラ」くらいでしょうか。あ、でもゴジラと言えば「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」も見たんでした。同じ怪獣なのに、文法や描き方でここまで面白さの方向が変わるというのも興味深く、改めてハリウッド映画ってすごいんだなぁと感心しました。
それから、わかる人は拙著の作風からわかってもらえていると思うのですが、悪党とかアンチヒーロー大好きな私は「ジョーカー」を見ようと思ったんです。どうしてそんな大悪党が生まれるに至ったのか知りたいじゃないですか。
しかしジョーカーがそういうキャラとは知っていても、「バットマン」を全く見たことがないのにジョーカーを見るのもどうかと思ってNETFLIXで「ニンジャバットマン」を見たついでに「ダークナイト」も見ました。ニンジャバットマンはケレン味の塊を叩きつけるような勢いがあり、ダークナイトは現実に正義を行うことの難しさという重いテーマがあって、どちらもとても良い体験でした。
いいですね。これがバットマンとジョーカーなんですね。
とか思っている間に映画ジョーカーの方は劇場公開が終わってしまい、未だに見ていません。
・・・今度見よう。
よくよく思い出すと意外と実写も見てますね。(4本)
忘れてるだけでもうちょっと見てるかも知れませんが、誤差ということで一つ。
アニメ映画ならネット配信でもっと見ているのですが、取り留めがなくなってくるのでブログのネタとしてまたの機会に取っておきます。